メルセデス・ベンツ アート・スコープ

主　　催：メルセデス・ベンツ日本株式会社
企画協力 / レジデンス・プログラム：NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]
開　　始：1991年〜（AITは2003年より参画）

本プログラムは、日本とドイツ間で、現代美術のアーティストを相互に派遣・招へいし、異文化での生活体験、創作活動を通して交流を図る文化･芸術支援活動です。

1991年に「アート・スコープ」の名称で始まり、現代美術の発展と日欧文化交流促進を目的とし、次の活動を行ってきました。
（１）日本のアーティストにはベルリンで、ドイツのアーティストには東京で、それぞれ約３ヶ月間のアーティスト・イン・レジデンスを体験
（２）その成果を踏まえた参加アーティストの合同展覧会を原美術館にて開催

2015年より名称を「メルセデス・ベンツ アート･スコープ」と改め、展覧会では直近の派遣・招聘アーティストに加えて、過去の参加作家も新作を出品し、「アート・スコープ」参加以降もキャリアを積み重ねている作家の作品を通して、四半世紀を越えて継続する本プログラムの歴史と変遷を検証しました。

AITは、本プログラムの企画策定と事務局を2003年より務め、アーティストの選考、アーティスト・レジデンス・プログラムの運営、展覧会の企画協力を行ってきました。

2022年より、多摩美術大学と連携し、既存のアーティスト・イン・レジデンスプログラムに加え、次世代アーティストの育成に寄与することをねらいとします。レジデンスを経験したアーティストが、自身の経験を特別レクチャーやワークショップを通して学生に伝えることで、学生の創作活動を刺激し、また、相互に影響を与えあい、次世代アーティストの育成をはかります。

メルセデス・ベンツ アート・スコープについて

1991年から約30年以上、MBJ及びグループ企業による先駆的な文化・芸術支援活動として継続しています。これまでに日本人アーティストを21名海外へ派遣し、ドイツ人アーティストを9名日本に招へいしてきました。

2022年〜

多摩美術大学とのパートナーシップ

2003〜2020年（原美術館とのパートナーシップ）

展覧会会場：原美術館（東京・品川）
★ ドイツ・ダイムラー社が運営する現代美術ギャラリー「ダイムラー・コンテンポラリー Daimler Contemporary」（ベルリン）に巡回

1991年〜2002年

日本在住アーティストをフランス、モンフランカンへ派遣し、現地および都内にて展覧会を開催。
滞在先：南仏・モンフランカン