AITは、2020年10月にロンドンで設立された「ギャラリー気候連合(Gallery Climate Coalition [GCC])」のメンバーになりました。
GCCは、ロンドンを拠点とするギャラリストのThomas Dane、Kate MacGarryほか、Lisson GalleryのディレクターGreg Hiltyをはじめ、FriezeのディレクターVictoria Siddallなど、ギャラリストやアート関係者によって設立された非営利団体で、深刻化する気候危機に対して、アート界固有の対応策を打ち出し、試みを続けています。
GCCは、加入メンバーのうち、環境責任に向けて効果的なステップを踏んでいる組織や個人に対して「アクティブ・メンバー」として正式に認可する取り組みを2023年春より開始しました。
AITは2022年の活動実績を元に、正式にGCCアクティブ・メンバーに登録されたことを記念し、「気候危機とアートから考えるアクション」をテーマに、2023年6月よりスタディーセッションやラウンドテーブルを開催していきます。
またAITでは、気候危機と芸術、その影響に関する情報を可能な限り広く人々と共有し、気候危機に関する認識と意識を高めていくためのアクションとして、環境責任声明 (AIT Environmental Responsibility Statement[ERS]) をウェブサイトに公開しました。