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MAD: making art different



キュレーション・ベーシッック(基礎)- Curation Basic
| コース概要 | | コース構成 | | コース条件 | | 申込み方法 |


1: コース概要

【はじめに】

「キュレーション・ベーシック(基礎)」は、2008年4月から2009年3月にかけて開講されるコースで、1年をかけてキュレーションの歴史や理論、美術史や社会思想など、今日の現代アートのキュレーションを支えている状況を理解した上で、過去現在を問わずアーティストや展覧会、アートの運動などから選んだ関心事について調べ、プレゼンテーションするコースです。

キュレーションと社会の関係について時間をかけて考えてみたい方、あるいは海外留学を考えている方、キュレーションに興味のある社会人、学生、アーティストやアート・マネージャーなどを対象としています



2: コース構成

  • 必修レクチャー: 11回
  • フリー・ブロック: 20回
  • プレゼンテーション: 3回
  • 【必修レクチャー】全11回

    現代アートの分野で頻繁に話し合われる11のテーマに沿って行われます。美術を「美術」のみによって語るのではなく、現代社会や時代背景とともに考えてゆくための基礎となるレクチャーで、思想、哲学、社会学、美術館学など美術を取り巻く学問を手がかりに行われます。レクチャーはキュレーション・プラクティス(実践)と合同で行われます。

    • 日本における現代の文化政策 :  住友文彦(AIT)
    • 18世紀に啓蒙の装置として生まれた美術館ですが、現在、世界を席捲する新自由主義の影響のなかで制度的な変革を迫られています。指定管理者制度の導入などを例に、美術館の運営や芸術と社会の関係性の諸問題に触れます。

    • キュレーションのマッピング :  ロジャー・マクドナルド/小澤慶介
    • 1969年のハラルド・ゼーマン(スイス)の「態度が形になるとき」展や1989年のジャン・ユベール・マルタン(フランス)による「大地の魔術師たち」展などをとおして、実験的な展覧会から国際展まで、キュレーションの古今東西を体系的に考えます。

    • キュレーションの歴史 :  ロジャー・マクドナルド
    • 16世紀の「好奇のキャビネット」から1793年のルーブル美術館の誕生、マルセル・デュシャンの実践などをとおして、変化・変容を遂げるキュレーションを考察し、その現在のあり方を議論します。

    • 展覧会の企画立案と管理進行について :  小沢有子/小澤慶介
    • 展覧会の企画はどのように立てるのか、そしてどのように予算を調達し、運営を行ってゆくのか。実際に行われた展覧会を事例にしながら、展覧会作りの業務を総合的に解説します。

    • キュレーターに求められる資質 :  長谷川祐子(東京都現代美術館 学芸課長)
    • 作品や美術史のみならず、時代や社会に対しても洞察し、展覧会やプロジェクトをとおして「現代」という意識や社会的枠組みを鋭く読み解くキュレーターの力について、具体的な展覧会を参考に考察します。

    • 社会空間とキュレーション :  小澤慶介
    • 展示室、紙上、インターネットなど、物理的なものからサイバーなものまで、アートのプロジェクトは必然的に「社会空間」に開かれています。社会学や哲学思想を参照に、「社会空間」とキュレーションの関係性を読み解きます。

    • 変化するアートの現場 :  天野太郎(横浜美術館 主席学芸員)
    • 指定管理者制度の導入によって運営形態とプログラム作りが変化している横浜美術館の現況と、美術館の外で行われる黄金町のアートプロジェクトをとおして、横浜で起こっているアートの現場の変化について考えます。

    • キュレーションの実践、美術館の内と外 :  飯田志保子(東京オペラシティアートギャラリー キュレーター)
    • 東京オペラシティアートギャラリーでの展覧会と国際交流基金主催によるプロジェクトのキュレーションを比較しながら、それぞれの目的と形式、内容の違いに注目し、キュレーションの相対化を試みます。

    • 日本の戦後美術史とキュレーション :  住友文彦(AIT)
    • 実験的、あるいは前衛的な展覧会が多く見られた1960年代から国際化へ向かう1990年代の展覧会をとおして、日本の戦後美術史を通覧します。その上で、今日のキュレーションについて考えます。

    • 国際展の現在 :  南條史生(森美術館 館長)
    • 都市や国が主催する国際展は、少なからず政治性を帯びた表象の場となりますが、そのテーマや作品は誰に向けられているのでしょうか。2008年のシンガポールビエンナーレの芸術監督が、同年に開催されるアジアの国際展に焦点を当てながら考えます。

    • 知識の生産と展覧会 :  小澤慶介/ロジャー・マクドナルド
    • 表現方法、価値観、言語が行き交う場であり、新たな知や誤解が生まれる文化装置としての展覧会、あるいは作品の政治性について考察します。


    【フリー・ブロック】

    必修レクチャーで得た知識を補完し、さらに受講生各自の関心を深めるための専門的な講座です。キュレーション・ベーシックの受講生は20回のフリー・ブロックに参加することができます。こちらを参照してください。



    3: コース条件

    【キュレーション・ベーシッック(基礎)】12ヶ月

  • 期  間:
  • 2007年4月15日[火] - 2008年3月17日[火]
    フリー・ブロック 20回(選択制)
    ※8月と9月の一部は休講です。
    ※上記は必修レクチャーの期間です。
    ※授業スケジュールはこちらでご確認ください。
  • 時  間:
  • 19:00 - 21:00
  • 場  所:
  • AIT ルーム[代官山]*地図はこちらをご覧下さい。
  • 定  員:
  • 20名
  • 費  用:
  • 201,600円 (税込) [受講料180,000円+施設維持費2,000円+資料費10,000円]
  • 受講資格:
  • 特になし。ただし、定員を大幅に超える場合、選考あり。



    4: 申し込み方法

    M A D -Making Art Different-に関する資料請求およびお申し込みについては、コースの日程・時間・定員・費用をご確認の上、以下のいずれかを選択してください。













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